え~。
昨日の続き的なお話になってしまいますが・・・
次回のライブで画策している“シーケンサーとの同期演奏”ですが、
「足りない音を補ってくれる」とか、
「難しい単純フレーズを文句も言わず繰り返してくれる」
と言ったようなメリットに対して、昨日も申しましたとおり、「完膚なきまでの正確さ」のため、
「繰り返しを間違えたので、アイコンタクトで合わせる」とか
「サビで感情が入って少しハシった」
などということが出来ないのが最大のウイークポイントでも有るワケです
とりわけ、立場上最も気を使うのが、「コンピューターの演奏とズレない」と言うことです
これは、実は結構ムズカシイことで、どういう風に対処するかと申しますと、「クリック」と言うものを聴きながら演奏する・・・と言うのが一般的な解決法です
シーケンサーの演奏するフレーズだけを聴いてドラムを叩くと言うのは、出来ないこともないのですが、そのフレーズが、わりかしわかり易い四分音符や八分音符のみで構成されたものであれば何とかなりますが、例えば付点の付いたフレーズや、シンコペーションバキバキフレーズだったりしたら、いっきに難易度が上がります
気付くと一拍ズレていた・・・などという大変ハズカシイことになるワケで
・・・で、実はこのシーケンスフレーズと一緒に、前述の「クリック」と言う、まあメトロノームの「カッカッカッカッ」と言った感じの音を流しながら、基本的にはその音を頼りに演奏する・・・といったことを行うのです
これは、レコーディングでも使われる常套手段で、「ドンカマ」と言ったりもしますね
でも、考えようによっては、シーケンサーがテンポをキープしてくれているので、ドラマーとしては、それに乗っかっていれば良く、テンポキープに神経を使わなくてもよい・・・と言うことも言えなくはないです
(実はワタクシはクリックを聴きながらシーケンサーに合わせるのは結構好きで)
・・・で、これも昨日の話に出ていた「YMO」も当然この方法を取っていて、当時演奏する時に「ヘッドホン」を付けていたのがカッコ良く見えましたが、「クリック」を聴きながら演奏していたと言うワケです
・・・で、私もこの方法を採用しようと思っているわけです
(そんなYMOを引き合いに出して言うようなご大層なレベルでは有りませんが)
クリックが無くても、シーケンサーに合わせられるくらいのウデが欲しいものですね~
今日のYOU TUBEは結構興味深いので良かったら見てみて下さい。
(せっかちな方は、8分くらいあたりからそうぞ)