明日8月2日日曜日、ウルトラ☆メキシコは大村の夏の恒例
「おおむら夏越まつり」
で演奏します
去年に引き続き2回目のステージになりますが、いつものごとく怒涛の7~80年代歌謡曲をお届け致します
時間は19:00から19:30の30分間
アラフォー・アラフィフには懐かしさで胸いっぱい、アラサー以下には新鮮で胸キュンな(古い)、でもどこかで聴いたことあるはずのあんな曲やこんな曲をやります
音楽のステージは、駅前のメインステージではなくて、商店街アーケードに隣接した空き土地みたいなところでしたっけ
(大村にいまひとつ土地勘が無くてスミマセン)
みなとまつりのように雨の心配は無さそうで何よりです
え?むかし、こんな名前の焼酎が有りましたっけ
・・・では無くて、音楽の話でして、先日近藤マッチの「ふられてBANZAI」が16ビートっぽいというお話関連で・・・。
80年代(特に前半)当時の歌謡曲は、やはり8ビートの曲が多く、16分音符を強く感じさせる曲はそんなに多くないように思います
とくにアイドルものは。
・・・と言いつつ、先日の「ふられて・・・」のような曲もたまに有ったりしたのですが、ワタクシ的には、この16ビートを感じるアイドル歌謡の代表選手が、
「時間の国のアリス」
でして、Aメロのドラム&ベースを聴くと、「なるほどね」と思っていただけるのでは・・・。
Aメロは、歌も16分音符で、実はココが大事
実は、当時のアイドル歌謡でも16ビートっぽいアレンジは有ったりしますが、歌は8分音符が基調になっていたりして、これが16ビートっぽくかんじない要因だったりするように思います。
分かりやすいのが、例えばやっぱりマッチの「ギンギラギンにさりげなく」
バッキングは結構16ビートで頑張っていますが、マッチの歌の部分は、
「さ・め・た・し・ぐ・さ・で・あ~つく・み・ろ」
聴いた印象は、ほぼ8分音符です
でも、この「時間の国のアリス」は、
「とっびっいろ~の~ ほっお~きぼっし~」
「ろ」と「ぼ」のところが、16分音符を感じさせるでしょ~
なおかつその部分は、バッキングとユニゾンしてるワケではなくて、歌とバッキングで、交互に16分のひっかかりが来るろころがオシャレかと・・・
まあ、戯言ですので、右から左に受け流してくらはい
・・・でも、この曲、演奏はカッコイイです
しかしドラマー、ベーシスト・・・分かりません。
松原正樹っぽい、かっちょいいギターソロ・・・分かりません。
だれかご存知でしたら情報求ムです
7月25日・26日の両日に行われた
「2009ながさきみなとまつり」
初日の25日土曜日、市民参加ステージでの演奏が終了致しました
前日金曜日は、凄い荒天で、報道にもあったように九州北部は豪雨
長崎もかなり凄い雨でしたが、予報では翌日土曜日もかなり降水確率が高く、雨の勢いは衰える様子もなさそうで、若干あきらめ気味でした
そして翌土曜日は、やはり朝から曇天
その後、振ったり止んだりを繰り返していましたが、
本番直前には雨が一時的に上がっっており、
「なんとかイケルかも・・・」
そして、一番手「思案橋ブルースバンド」が15:30から20分の持ち時間を終え、我々ウルトラ☆メキシコの出番の15:50。
まだ演奏中に振ってくる可能性も有りましたが、
15分の持ち時間で、とっておきの3曲を怒涛のメドレー風に演奏してステージ終了。
なんとか雨に見舞われずに済みました
親切にお世話して頂いたマルクスインターナショナルのみなさん、ステージスタッフの方々、ありがとうございました。
それから、リハーサルも音出しも無しに、本番一発で素晴しいバランスにして下さったTAJIMAさん、音響スタッフの皆さん、ありがとうございました。
先日、「この曲にこのミュージシャンが」というネタでブログを書いたところ、ウル☆メキのベーシストTORI-Kさんより新しい情報を頂きました
「マッチ」こと「近藤真彦」の1982年発売の6枚目のシングル・・・。
『ふられてBANZAI』
筒美京平作曲で、この曲の何曲か前に発売された「ギンギラギンにさりげなく」路線を踏襲したような曲調
しかし、さらに16ビートを基調としたアレンジになっており、「ギンギラギン・・・」よりさらにファンキーです
この「ファンキーさ」を感じる理由には、ブラスのバッキング、キメ、ドラムのパターン等色々ありますが、大きな要因の一つが「ベースライン」にあるのは間違いないでせう
このベースを弾いているのがアノ
「後藤次利」
御大であるとのこと
氏のことは、おニャン子関連等歌謡曲の作曲者として認知しているヒトが多かったりして。(実は私も彼がベーシストだと知ったのは結構後のほうだった)
当然ながら優れたベーシストで、氏をリスペクトしているプロ&アマチュアミュージシャンがたくさんいます。
今では当たり前となった「スラップ奏法(当時はチョッパー)」の先駆け的存在でもあります
・・・で、近藤マッチの「ふられてBANZAI」ですが・・・。
聴いて頂いたら分かるように、ドラムのパターンとからみあって、ウネウネとドライブ感満点のプレイで大変グルービー
全編を通して、大変「男気」のあるプレイで、1:20付近のショートベースソロがかっこいいのは勿論、2:17付近からのギターソロのしめくくりキメ直後に入る「ブ~ン」というイカシたグリッサンドが、その直後のBメロをより感動的にしているのではないかと思っています
クレジットを見ると、
「作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:後藤次利」
さすがです
ところで、この曲のドラム・・・。
曲中に何度か出てくる16分音符のブラスのキメに、ワザと完全ユニゾンせず、微妙に外してくるところが、いかにもへそ曲がりで・・・。
ポンタさんではないかと睨んでいます
いや~!オモシロイっ
先日、我が歌謡曲バンド「ウルトラ☆メキシコ」のミーティング(≒飲み会)で、
「半田健人は、なかなかヤル。」
と言うことが話題になりました
「え?あの昭和歌謡とかに詳しいイケメンボーイですよね。」
「なかなかドラムが上手いんすよ。」
といったような会話がなされましたが、結論的には、
「昭和7~80年代歌謡を得意技とする我々ウル☆メキにとって、彼は、当時の音楽文化の素晴しさを今の世に知らしめる貴重な存在であり、伝道師である。更に言えば我々の同志である。」
という結論に達しました。(一部誇張アリ。)
・・・と言う話をしていたら、たまたまYOU TUBEで彼の名前が出てきたので、クリックしてみたところ、
ア・タ・リ
非常に興味深いことを取り上げてますね~
(取り上げている題材もストライクです)
歌番組のフルオーケストラの演奏を、こんな形で見るなんてことはまず無いわけで、でもすっっっっっごい興味ある部分なわけです
実は、ワタクシもNHKの紅白など見ているとき、番組の中盤くらいで紹介される
「三原綱木とニューブリード」
の紹介タイムが楽しみだったり
紅白見てたら分かるんですが、フルバンドは歌のステージとかなり離れた別の部屋に居ます。
そこで、ステージの様子をモニターで見ながら、司会のコメント等に合わせてリアルタイムに演奏していて、その音だけを回線で歌のステージに送っているんですよ~
話がそれましたが、やはり7~80年代の歌謡曲と言うのは、たいがい編曲が凝っていて、我々のコピーしている曲も勿論そうであります
だから、半田君が今回言っていることを思い知らされながらコピー&練習に励んでいるわけなのですね
でも、半田君のような聴き方してくれたら、正直嬉しいです。わたしは。
阿久悠氏の、
「やるな。小僧。」
と言う言葉に作り手としての喜びが表れているような気がします
ウル☆メキのライブも、こんな解説を入れながらやると、かなり面白いかも
・・・しかし、楽器をやらないヒトは
「ポっカ~~ン」
なんだろうか・・・。
いや~しかし、半田君の言葉・・・
「楽器の数だけ楽しみが有る。」
は名言だと思ふ